先日、熊本阿蘇にある子安河原観音と言う所に行ってきました。近くに子授けで有名なスポットはないかとググッてみたら幾つか候補が出てきました。その中でも凄く気になった阿蘇の観音。行った人の口コミもそうですが、写真に写る女体の姿をした自然石に妙に惹かれどうしてもこの目で見たくなったのです。
行く予定の日は大雨の予報。しかしこの日を逃すと都合上9月になってしまう。かと言って行けたとしても、河原にあるそこは大雨で水が溢れていたら立ち入る事は出来ない。だけどそんな9月なんて待てない! 駄目元でも行きたいと言う気持ちで一杯だったのですが、運転するのは旦那くん。無理強いさせるのは出来ないと思い地団駄踏む想いでいた所、この想いを知ってか知らずか夫が行こうと言ってくれました。きっと私が行きたいモードをかなり出していたのでしょう。(お疲れの所、ありがとよ。)
そんなこんなで雨の中、阿蘇行きを決行したのです!
高速を使って数時間、途中PAに寄りながらも行ってきましたよ。

子安河原観音は阿蘇のコスギリゾートの所にあり、ペンションやレストラン、そして温泉を抜けた先に鎮座しています。
この雨の中、お参りするのは私達だけかね、なんて思っていたのですが、駐車場には車が一台。そして駐車中にも又別の車が来ました。
同じ様に考えている人も居るんだなと思いながら、娘にレインコートと長靴を履かせ、私もレインコートに傘を差して鳥居をくぐりました。

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夫も言ってたのですが、車から出て鳥居の前に立つと空気がガラッと変わります。
冷たくも気持ち良い感触と言うか、凛とした澄んだ空気感です。
それだけにここのパワーに期待してしまいます。
鳥居をくぐると、その先に御堂がありました。大きくもなく、かといって小さすぎる事もないけれど、1人や少人数で訪れる時には丁度良い大きさの造りです。人の多い時は参拝する際、行列になると思いますが。
こうした雨の日に静かにお参りするには良いかなと。

早速お参りです。御堂に入り、まずは右手に置かれてあった案内の紙を頂きお願いする順番を頭に入れます。


まずは記帳から。過去に訪れた方々が願い事をこのノートにしたためています。記載された住所を見ても県外どころか九州外からも多く参拝されているのが分かります。それだけ有名な子授け神社なのだと改めて思いました。
私もそこに念を込めて書き入れ、夫と娘の名前も記入しました。
そして3人でお参り。私、かなり真剣です^_^ 丁寧に丁寧にお願いしました。
娘も一緒になってお辞儀して手を合わせてる姿に和みました。

暫くその御堂に居て、中に置かれたお守りやお札を見たりしていると、
「こんにちは〜」とおじさんが。
どうやらこちらの管理をされている方らしく、色々神社の事を教えて下さいました。
「そこの下にご神体がありますからね。でももし水が流れていたら入らないで下さい。」と言われ、「ちょっと私が見に行ってあげますよ」とさっとご神体の見える所まで見に行って下さいました。
溢れてたらどうしよ〜とドキドキしながら待ってましたさ。
運良く水は流れておらず水溜りにもなっていなかったので、下に降りる事が出来ました。
もう、それだけで感激です。
いそいそと3人で降りましたよ。
しかし、あれですね、河原なので大きい石が何個もありかなり歩きにくい。娘は夫が抱っこしていきました。私は傘を置いてどうにかご神体まで辿り着きました。

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写真で観たご神体が目の前にあります。
思ったより大きい自然石のソレは感動すら覚えました。女性が乳児を抱えお腹が妊娠しているかの様に膨らんでいる・・・先程そう説明して下さったおじさんの言葉を思い出しながらまじまじと眺めてしまいました。
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壮大な河原にひっそりと佇んでいるご神体、雨の降る空を見上げながらもここに呼ばれた気がしてとても嬉しい想いで一杯になりました。
ここでも3人で参拝。ご神体近くの石を持ち帰ると良いとされているので、参拝後お借りしました。
こちらは男女の産み分けが出来ると言う日本でも珍しい神社だそう。
黒い石は男の子、赤い石は女の子を象徴しており、授かりたい方の石を持ち帰ると良いとされています。
・・・で、私達は黒い石を持ち帰りました。

河原を上り、再度御堂を訪れ、又最後に石をお借りする報告とお礼をして清々しい気持ちで神社をあとにしました。
白いお守りとお札も購入して、石と共に飾ってあります。
そして言い伝え通り、寝る時その石をお股に挟んで寝ました🎶
(持ち帰った石を就寝時にお股に挟むと良いそうです)

授かったらホントに奇跡です‼︎

授かったら勿論、授かる事が出来なくても必ずお礼に行きたいと思います。